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品質認証

オーガニックコスメの品質認証に関する説明ページです。バナーから、その認証を取得したメーカーの詳細ページ(ネットショップ=コスメショップ、プラスショップ)にリンクします。ネットショップ内の商品価格は日本への発送を前提に免税したものを円建てで表示しています。

実店舗での販売価格は付加価値税を含むユーロ建てです。

CSEとEcoControl

CSE(Certified Sustainable Economics)とは、責任あるエコロジー、社会的統合、品質重視の企業経営を意味します。CSE規格の認証を受けた製造企業は、化粧品業界向けに存在する製品規格(NaTrue、BDIH、demeter、ICADA、COSMOS、Soil Association、Cosmébio、naturland、Vivaness 2011、VO über Naturkosmetik gemäß Österreichischen Lebensmittelbuchs、NCS)に基づいて、全体の75%以上を生産している企業にのみ与えられます。


CSE認証のコーディネートと認証書の発行は、世界的に活躍する検査および認証機関であるエココントロールが行っています。

2008年、BDIH(下記参照)より厳格なガイドラインを作ろうとドイツで発足したオーガニックコスメ認証団体で、品質基準や安全性だけでなく、持続可能性、フェアトレードなどのより広い基準が加えられ、効果が皮膚科学的に確証されていることが必須項目にあります。


これらの認証を取得しているメーカー

NaTrue

2001年に創立された、ドイツ化粧品医薬品商工業企業連盟(BDIH)による自然原料や環境保護、動物実験などに関する厳しい基準を定めた自然化粧品認証機関です。

ガイドラインには、可能な限り有機栽培や野生の植物を使用し、動物実験は行わず、遺伝子組み換え原料を使用せず、天然の防腐効果のある原料を用い、リサイクル可能で環境にやさしい容器を使用する等の基準が盛り込まれています。

 


この認証を取得しているメーカー

BDIH

 

2008年設立のナチュラルオーガニック化粧品に関する厳格な基準の維持を目的とした国際的非営利団体。 本部はベルギーにあります。配合が認められている原料は「NaTrue」が定めた自然原料・準自然原料・自然同一原料に限られ、 製品の製造方法、環境保護、動物保護などに関しても厳しい基準が設定され、星の数で区分しています。

★ オーガニック成分70%未満

★★ オーガニック成分70%以上95%未満

★★★ オーガニック成分95%以上


この認証を取得しているメーカー

demeter

バイオダイナミック農法を指導、推進する有機農業団体デメターインターナショナルが定めるオーガニック製品認証で、1928年にドイツで制定されました。ルドルフ・シュタイナーが提唱したバイオダイナミック農法を推奨した厳しい基準があります。

デメター認証オーガニック化粧品の認証基準は、バイオダイナミック有機農法によるデメター 認証原料を最低でも水を含む全量のうち90%以上に使用すること、アルコール、キサンタンガム、レシチンなどの乳化剤および他の化学原料の使用を認めないことなど、世界でも最も厳しい基準と言われています。

 


この認証を取得しているメーカー

ICADA

ICADA はEU 委員会、SCCS、EU 議会、EU 理事会と密接なつながりがある化粧品協会です。

自然化粧品のISO規格が国際レベルで策定されているため、これまで欧州規格と呼ばれてきたガイドラインが、拘束力を持つ統一規格にならなくなってきた状況を反映して策定されました。

オーガニックコスメ、ナチュラルコスメのプレミアム性を重視し、1997年にドイツが主張したコンセプトを基準に、ディスカウントショップや安価なサプライヤーとは提携しない企業のみが申請できます。 これにより、模倣品やトレンドユーザーによる疑似自然化粧品との差別化を図っています。


この認証を取得しているメーカー

ECO CERT

フランスの認証団体で、1991から活動を開始。世界最大規模と言われ、基準の緩やかなCOSMECOと厳しいCOSMEBIOの二種類があります。

 


この認証を取得しているメーカー

メーカーによる品質保証議定書

原料の綿密な選択、製造工程、環境に優しいパッケージの選択に関する目標を設定し、持続可能でオーガニックなCOSM-ETHICSを開発するための議定書をメーカーが所轄官庁に提出する場合もあります。

ヘラーン社の議定書

原材料の厳選に基づくHELANの処方哲学を強化し、生物多様性の保護に貢献する。

天然由来成分、特に有機栽培による成分の配合率を高くし、最終製品に安定性、性能、快適性、そして最終消費者の安全性を与える。

フェアトレードの原料や、先進的でない地域のプロジェクトからの原料は、原料の原産地のトレーサビリティと、周囲の農業環境に影響を与えない方針が保証されている場合に、優先的に使用する。

天然資源を責任を持って使用し、環境を尊重しながら、原材料の選択、製造工程、パッケージ(一次および二次)、販促物、発送物の選択において、環境に配慮し、できる限り影響の少ない素材を使用する。


この議定書を提出したメーカー

IHTK、HCSとPETA

IHTK(Internationalen Herstellerverband gegen Tierversuche in der Kosmetik)化粧品の開発、製造にあたり、動物実験を行わないメーカーの団体で、ドイツ動物福祉協会のガイドラインを完全に遵守している製造業者のみ認証され、法的拘束力を伴う禁止事項があります。

・最終製品の開発、製造のために動物実験を行ってはならず、1979年1月1日以降に動物実験が行われた原材料を加工してはならない

・動物が拷問されたもの、絶滅を連想させるもの、動物が殺されたものの原料を使用してはならない

・死んだ動物の原料は使用せず、生きた動物の原料は生態学的に管理された生産に由来するものでなければならない

・動物実験を自ら実施、または委託する企業に経済的に依存してはならない

・動物実験が行われている国への輸出してはならない

・製造者は原材料と供給者の詳細なリストを提供し、すべての製品の全成分をそれぞれのパッケージやカタログに記載しなければならず、意図的な不当表示には最大10,000ユーロの契約上の罰則が課される

 


 

HCS(Humane Cosmetics Standard)は、1996年、動物保護団体の国際的ネットワークECEAE(European Coalition to End Animal Experiments)が授与することを許された表示で、世界的には「leaping bunny(リーピング・バニー)」と呼ばれています。

リーピングバニーのついた製品は、最終製品も原材料も動物実験が行われていないことを保証しています。サプライヤーも原材料の動物実験を行うことはできません。


PETA US(People for the Ethical Treatment of Animals)は、1987年以来、動物実験を行わない企業やブランドのリストを支援者や良心的な買い物をしたい消費者のためのゴールドスタンダードとして提供している団体です。認定には2種類あります。

Global animal test-free は、自社およびそのサプライヤーが、原料、処方、最終製品について、世界中でいかなる動物実験も実施、委託、支払、許可しておらず、今後も実施しないことを確認した企業やブランドを認定するものです。

Global animal test-free and veganは、同じ要件を満たし、製品ライン全体が動物由来成分を含まない企業やブランドを認定しています。これらの企業は、まさにクルーエルティフリーです。

これらのカテゴリーで認定を受けるのは無料であることも大きな特徴。認定を受けた企業は、PETAのグローバルな「動物実験フリー」または「動物実験フリーおよびヴィーガン」のロゴを使用することができ、ライセンス料も350ドルとフレンドリー。


これらの認証を取得している主なメーカー

※ディステルで販売している全てのメーカーは上記の認証、またはローカルな動物実験をしていない認証を受けています。

Vegan

動物原料使用に反対するイギリスの企業が、配合成分・製造工程で使用する原料に一切動物原料を使用しない化粧品や食品などに認定マークを与えています。

ÖKO TEST

エコテストは、商品が人体や環境に与える影響を外部の研究施設で分析、評価するドイツのテスト機関で、1985年に設立されました。
化粧品については2000年に専門家たちにより評価基準が定められ、パッケージや価格の検証に加えて、発癌性、アレルギー物質などを引き起こす成分が配合されていないかなどが重点的に調べられます。
これらの結果は雑誌エコテストで紹介され「sehr gut(大変よい)」「gut(良い)」の評価を得た製品は、メーカー側が積極的に登録料を支払って認証マークをつけるほど、一般消費者の支持を得ています。